その治らないニキビ!カビによるマラセチア毛包炎かもしれませんよ!

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カビのイラスト

背中や胸など顔ではなく体にできるブツブツにお悩みの方、もしかするとそれはニキビではなくカビかもしれません。

いきなり質問ですが、ニキビの原因になる菌をご存知ですか?

正解は『アクネ菌』です。

これは知ってますよね!

ではもう一つあるのをご存知ですか?

それは『マラセチア菌』です。

あまり聞き慣れない名前ですが、実はニキビの原因となるのもには、アクネ菌とマラセチア菌があるんですね。

このマラセチア菌はカビの一種で、それが原因のニキビは、マラセチア毛包炎という正式な病名があり区別されています。

それぞれに治療法も異なるため、背中ニキビができてなかなか治らない場合は、ニキビではなくカビが原因のマラセチア毛包炎かもしれません。

なかなか改善しない、それどころか悪化した人は特に要注意ですので、しっかりとニキビとカビの一種であるマラセチア毛包炎の違いを理解し、予防と治療を行ないましょう。

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ニキビとは違うマラセチア毛包炎とは?

カビの一種であるマラセチア菌は、アクネ菌と同じで皮膚に常在していることが特徴です。

そのためその人の免疫力やお肌の状態によって誰でも発症する可能性があります。

最近では顔にいる菌を『顔カビ』、皮膚にいるものを『皮膚カビ』と呼ぶ事もあります。

化粧品メーカーのメナードが行なった研究によると、人間の皮膚には9種類のマラセチア菌が常在しており、その内の5種類がマラセチア毛包炎を引き起こす事が分かりました。

5種類の内、検出率の多かった順は以下の菌になります。

  • M. restricta:マラセチア・レストリクタ
  • M. globosa:グロボーサ
  • M. sympodialis:シンポディアリス
  • M. furfur:ファーファー
  • M. dermatis:ダーマティス

名前だけ見ても何のことか分からないと思いますが、とにかくこれらのカビ菌が私たちを悩ませるブツブツの原因になっているのです。

ではどのようにしてこれらの菌がマラセチア毛包炎を引き起こしているのでしょうか?

マラセチア菌が発疹を発症するメカニズム

菌のイラスト

これらの5種類のマラセチア菌が炎症を起こしニキビの様な症状になるのですが、そのメカニズムを紹介します。

その原因には2種類あり、まず1つ目は、毛穴にマラセチア菌が侵入すると、細胞がそれを有害な物質として反応して炎症を起こすケースです。

簡単に言うと、毛穴にバイ菌が入ってきたから追い出そうとしてブツブツの症状がでるのです。

そして2つ目は、人間の皮脂がマラセチア菌が出す酵素によって分解され、その際に炎症を起こすケースです。

つまり、皮脂が出れば出る程、炎症物質が増えニキビの様な症状が出るのです。

イメージとしてはアクネ菌と同じで、汗や汚れを好んで増殖し炎症を起こす感じです。

補足ですが、ニキビの原因となるアクネ菌に関する研究は多く行われていますが、マラセチア菌に関してはあまり行われていないのが現状です。

しかしメナードが研究を行い、原因となるカビ菌の発見と、治療に効果的な成分を見つけました。

その成分とは海草の一種であるアマモとサンゴ草のエキスと、海水ミネラルです。

こういった日々の研究が予防薬や治療薬を作る元となり、実用化出来るようなって悩んでいる人たちのためになるんですよね。

とてもありがたいことだと思います。

話は戻りますが、実際にブツブツの症状が出てもそれがニキビなのかマラセチア毛包炎なのか判断出来る人は少ないようです。

当然マラセチア毛包炎はニキビに比べて知名度が低いので、お肌にできたら吹き出物やニキビと勘違いしてもおかしくありません。

しかしそれがニキビがカビかによって対処法も異なる為、それぞれにあった治療を行わないとなかなか治りませんので、きちんとした見極めが大切です。

では次にどのような人や環境に出来やすいのか紹介していきます。

カビなので高温多湿を好む

梅雨のイラスト

特に夏の暑い時期になるとニキビやブツブツが増えたり、悪化する方がいますが、その主な原因はまず皮脂の分泌が増えることによるものです。

当然、夏になるとどうしても暑くて汗を多くかきますので、毛穴に皮脂が詰まりやすくなりますよね。

さらにマラセチア菌の場合、カビなので湿気を好み、ジメジメした梅雨時期に出来やすいのが特徴です。

湿気を好むところがやはり『カビ』って感じですよね!

逆に乾燥している部位や空気が乾燥する秋や冬は発症が少なくなります。

原因はアクネ菌と同じく皮脂汚れ

汗をかいた男性のイラスト

マラセチア毛包炎の原因もアクネ菌ニキビと同じで、毛穴の皮脂汚れになります。

できる場所は顔であればこめかみ付近、より多くできる体の場合、汗を多くかく背中や胸、肩や二の腕にできやすいのが特徴です。

夏になると汗をかきやすい背中や首回り、女性だと下着に汗が溜まりやすい胸の部分などによくできます。

また男性女性関わらずどちらにも発症します。皮脂を好むので、思春期の若い世代に多くできそうなイメージはありますが、10代から30、40代くらいの中年層まで幅広くできます。

皮脂の過剰分泌と不衛生を好んで炎症物質を作るため、それを誘発するストレスや睡眠不足、偏った食事、お肌の不潔さが悪影響します。

これはニキビにも同じことが言えますね。

症状での見分け方

どちらか見極める男性

先ほどもニキビと間違える人が多いと書きましたが、いくつか異なる点があります。

まず症状としてはニキビと違って痛みはなく少々かゆみがあります。

また、出来る場所にも特徴があります。

ニキビの原因であるアクネ菌は首から上に出来る事が多く、一方のマラセチア菌は首から下に出来る事が多い事が特徴です。

首から下である背中や胸に出来たからと言ってすべてがカビであるとは言い切れませんが、判断する一つの材料になります。

見た目の特徴は、

  • ニキビよりも小さい
  • 赤いブツブツが広範囲にでる
  • 発疹の数が多い
  • 膿が溜まることがある

ブツブツが出来る場所が広範囲と書きましたが、数にも違いがあります。

ニキビの場合は2,3個、多くても数個くらいだと思いますが、マラセチア毛包炎の場合は20個とか数十個という多くの湿疹を発症します。

潰しても痛みがない、少しかゆみがある、ブツブツの数が違うなど特徴を把握していれば、ニキビと区別する判断材料になるのではないでしょうか?

しかしマラセチア毛包炎の場合はかゆみを伴う事もありますので、あせもやアトピーと勘違いするケースもあり、やはり自己判断は難しく紛らわしいのが現状です。

当然ニキビとは原因が違いますので、間違ったケアや治療を行うと、なかなか治らなかったり癜風(でんぷう)や頭や顔にフケのような物が付着する脂漏性湿疹の原因にもなります。

また自然治癒しにくい、つまりほっておいてもなかなか治りませんので、早めに皮膚科に相談することをおすすめします。

お肌を清潔にすることが一番の予防策

体を洗っている男性のイラスト

ニキビ、カビ(マラセチア)共に増殖する原因は皮脂汚れですので、まずは汗を早めにふき取り肌を清潔に保つことが第一です。

高温多湿になる梅雨時期から夏にかけては、何もしていなくても汗が吹き出てきますので、それをほっておかずにきちんとケアします。

汗をかいた後の衣服は雑菌がばかりです。

その状態で一日過ごすと当然カビも繁殖しやすくなりますよね。
洗濯したはずの下着に黒いカビが付いている事もあります。

タオルやハンカチでこまめに皮脂汚れを拭き取り、汗をかいたら着替えられるように、下着や肌着の換えも用意しておきましょう。

中には外仕事で大量に汗をかく方や着替えが困難な職場環境もあると思います。

そういった方は身につけている下着や肌着の素材を変えてみるのも一つの方法です。

お肌に優しい綿100%は吸水性は良いですが、乾きが悪いので汗を大量にかくと冷たくてベトベト肌にくっつく感じや湿っている感じが私は苦手です。

私のような方には、吸湿性や速乾性に優れた下着や肌着がスポーツ用品店や登山用品店に行けば置いてありますし、ユニクロなどでも安くて良い機能性インナーが売られてますので、試してみると良いですよ!

洋服もなるべく通気性の良いものを着た方が、蒸れないため効果的です。

また、お風呂では汗をかきやすい胸や首周りを洗い残しがないようにしっかり行います。

特に背中は洗いづらくケアしにくい場所です。皮脂の分泌が多い場所は入念に洗いましょう。

体を洗う際にマラセチアや体のカビを抑える抗真菌成分を配合したシャンプーやせっけんもあるので、それを使用するのも一つの対策になります。

そして体を洗った後のタオルやスポンジもそのまま浴室に置いたままにせず、洗濯するか、干して乾燥させてカビの繁殖を防ぎましょう。

また夏場は大量の汗をかくので何度もお風呂に入る方がいるかもしれません。

もちろんお肌をきれいにすることは、カビの繁殖を予防するための対策にはなりますが、体の洗い過ぎは必要な皮脂を洗い流し、お肌の乾燥を招きます。

お肌の乾燥はニキビの原因になるため、悩ましいところではありますが、汗が気になる方は軽くシャワーで流す程度にしておいた方が無難でしょう。

あと、中には顔にブツブツが出来る方もいます。
その出来る場所を清潔にケアできているか見直し、女性であれば化粧道具も確認してみましょう。

パフやメイクブラシなどは一週間洗わないだけで、トイレの床と同じくらい雑菌が繁殖するのでこまめに洗って下さい。

とにかく肌に触れる物自体が不衛生だと悪影響ですので、洋服やタオルだけでなく枕や布団の敷きっぱしにも気を使いましょう。

もう一つ、マラセチア毛包炎はカビのため多湿を好みますので、湿気の多い時期はエアコンや除湿機で温度や湿度を調整しましょう。

出来てしまった場合は皮膚科で薬をもらい治療しましょう

看護婦のイラスト

まず体にできたブツブツがニキビなのかマラセチア(カビ)なのかを判断するのは難しいと思います。

それぞれに治療方法が違いますし、もしかしたら他の皮膚病だったなんてこともあるかもしれませんから、早めに皮膚科に行って診断・治療してもらうのが間違いありません。

ニキビだと思って薬を塗り続けていたけど、治るどころかポツポツが逆に増え始めたという方もいますので、原因が何なのかをきちんと見分ける事が先決です。

皮膚科に行くと、カビの繁殖を抑える抗真菌外用薬(塗り薬)や内服薬など症状に応じて処方してくれます。

改善されるまで大体、1、2ヶ月程かかるため、しつこく感じるかもしれませんが、地道に根気よく治療を続ける事が大切です。

ただ治療中もお肌の衛生面が不十分だったり、皮脂の分泌を促すような食生活やストレス、睡眠などを繰り返すと完治が遅れますし、再発する可能性もあります。

そのため薬をもらったからといって安心せず、普段からしっかり予防対策を実施しましょう。

まとめ

菌をやっつける男性のイラスト

まずニキビとマラセチア毛包炎はブツブツが出来るという点では似ていますが、その数や見た目、出来る場所、原因となる菌が違うため全く別物であり、治療法も異なることをお分かり頂けたでしょうか?

マラセチア毛包炎はカビが原因のためジメジメした梅雨時期や夏によく発症します。

夏は水着や肌を露出するファッションを楽しむ季節ですよね。

それなのに背中など見えるところにブツブツがあると着れる洋服も限られてきます。

マラセチア毛包炎はニキビと違って自然には治りにくいため、上記の症状を確認し、自分で判断できない場合は早めに皮膚科に相談しましょう。

治療を行ってから完治するまで大体一ヶ月から二ヶ月、数ヶ月かかることもあります。

そのため早めに治療しないと水着を着る時期に間に合わないとか、着たい服も着れない事もあると思います。

このカビであるマラセチア菌は健康な人間の皮膚に常在しているため、完全に排除することはできません。

発症するかどうかはその人の体質やお肌の状態によるのでうまく付き合っていくしかないのです。

しかしあなたの普段の生活習慣次第でそのカビの発症率を抑える事は出来ます。

そのため、まずは発症しないために普段から肌を清潔にして、予防意識を持つことから始めてみましょう。

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