ただ今、あご下とのどぼとけ付近の首に3つニキビが出来ています。先端に白く膿が溜まっている状態で触ると痛いのですが、跡が残ると嫌なので触らずにそのまま放置しています。
首と言っても顔の下ですから、やはり赤みがあると目立つんですよね。
『人目が気になるので一刻も早く治って欲しい』
のですが、なぜいっぺんに3つも出来てしまったのか??普段の生活で思い当たる節はあるのですが・・・
ニキビ占いではアゴと首に出来ると気になる人から告白されるとか、好きな人から思われているというジンクスがあり、嬉しいことではありますが、好きな人にこそ見られたくないですよね!
私もただ今治療真っ最中ですが、同じく早く首のニキビを治したいと思っている方の為に、原因と治し方を紹介します。
またなかなか治らない、何度も繰り返しできている方は間違った治療法を行なっているか、根本的に原因が解消できていない可能性がありますので、普段の習慣の見直しも含めて参考にしてみて下さい。
首元から鎖骨にかけてデコルテがキレイであった方が着る洋服の幅も広がりますし、いつまでも髪の毛や洋服で隠さなくて済むように一緒に治しましょう。
また夏に浴衣の似合ううなじ美人を目指しましょう!
まずはブツブツの原因が何なのか特徴を見分ける
まず、顔から下に出来る体の部分のブツブツは、ニキビではなくアトピーやマラセチア毛包炎である事が多いのですが、どちらが原因であるかはそれぞれの特徴で見分ける事が出来ます。
ニキビの場合は出来ても数が2、3個から数個くらいですが、マラセチア毛包炎の場合は数十個という多くの湿疹を発症します。
またマラセチア毛包炎の場合はかゆみを伴う事もあるので、症状を確認して何が原因であるか判断しそれにあった対策を行ないましょう。
また首に出来るニキビは時期的な事で言えば、思春期よりも大人になってから出来る大人ニキビで発症する方が多い事が特徴です。
首に出来るブツブツや吹き出物がニキビであった場合は、あごやフェイスラインと同じようにお肌の乾燥や精神的な事が関係していると思われます。
首のニキビの原因をチェックしてみましょう
では原因を一つずつ詳しく見ていきましょう。
お肌の乾燥
あごや首回りはおでこや鼻などに比べて皮脂の分泌が少なく乾燥しやすい場所であります。そのためお肌が乾燥すると角質が固まってしまい毛穴を防ぐ原因になります。
汚れや皮脂で毛穴が詰まると、ニキビの原因であるアクネ菌が繁殖して発症してしまうんですね。
また春や秋冬の季節は空気が乾燥しやすい時期であり、同時にお肌も乾燥しやすくなるので注意が必要です。
首の汚れ
一番単純な原因ですが、首が汚れて不衛生であれば毛穴が詰まり当然ニキビが出来る可能性が高くなります。
Yシャツや洋服の襟って意外と黄ばんでいて汚れているのが分かりますよね。
汚れる原因は様々ですが、お風呂でしっかり洗っていないもしくは、きちんとシャンプーや石けんの泡を洗い流せていない事も関係しています。
整髪料をつけた襟足の髪の毛が当たるのも良くりませんね。
首の表側だけでなく、見えない首の後ろやうなじ、髪の生え際は特に洗い残しがないようにしっかりすすぎましょう。
また着ている洋服が原因の場合もあります。
私が今出来ている首のニキビの1つの原因ではないかと思っているのですが、毎日同じシャツを着ているんですね。シャツと言ってもさすがに仕事で着るYシャツじゃありませんよ♪それは毎日洗濯しますので!
実はパジャマに襟のついてる服を着ているのですが、パジャマなので毎日洗いません。
ちなみに下着メーカーのワコールが行った調査によると、パジャマを洗う頻度は、3日に1回が最も多く、次いで1週間に1回が多かったです。
その次が1日おきに洗うという結果でした。
みなさん毎日洗う方って少ないようですね。私もその一人で1週間に1度くらいしか洗いません。
でも寝てる時って意外に多くの汗をかくので衣服も汚れやすいんですよね。私の場合襟がついていて首に触れているので、それも影響している可能性があります。
パジャマに限らず、首に触れる洋服やマフラー、ストールなど衣服を衛生的に保つ事も大切です。
また衣服の素材自体が肌に合わないこともあります。かゆみがあったりする場合は気をつけましょう。
首への刺激
洗い残しのある髪の毛やワックスやムーズなどの整髪料が付いた髪が首に当たる事はニキビが出来る原因になります。
また出来てしまった後も刺激しない事が大切です。
首にニキビやブツブツがあるとどうしても髪の毛や洋服で隠しがちですが、余計な刺激は与えないようにしましょう。
ネックレスなどのアクセサリーも刺激の原因ですね。中には金属アレルギーなどブツブツやかゆみの原因になることもあるので注意が必要です。
また男性であればヒゲ剃り時の刺激も良くありません。
ストレス・ホルモンバランスの乱れ
これはこのサイトで何度も書いていますが、どこの場所に出来るニキビにも共通している原因ですね。
ストレスを感じると自律神経の働きが悪くなり、血行も悪くなります。
また女性であれば生理時はホルモンバランスが乱れる時期でもあります。
ストレスやホルモンバランスの乱れが生じると、
男性ホルモンが増えて ⇒ 皮膚の角質が厚くなる ⇒ 皮脂の分泌が増える ⇒ 毛穴が詰まりやすい ⇒ ニキビが出来やすい
という悪循環が生まれます。
また精神的な事が悪くなると肌バリアの機能が低下して、外からの刺激に弱くなってしまいます。
つまり仕事などでイライラうっぷんが溜まっている時は、先ほどの首への刺激も注意が必要です。
体の冷え、クーラー病
冷え性の方はご存知だと思いますが、体が冷たく冷えてくると当然血行が悪くなり、肩こりなども引き起こしてしまいますよね。
これは血行不良だけでなく冷えから来る自律神経の乱れやモルモンバランスの乱れが影響しています。
先ほども書きましたが、ホルモンのバランスが崩れると皮脂の分泌が増えてしまいます。
また肌のターンオーバーにも影響してくるため、結果ニキビが出来る原因になってしまいます。
寒い時期だけでなく、暑い夏のクーラー病にならないための対策も必要です。
紫外線
お肌の大敵である紫外線対策にも注意が必要です。
ニキビが出来ている状態でたくさん浴びると炎症を促進し悪化させてしまいます。またニキビ跡がシミになることもありますよね。
気象庁によると紫外線が最も多い時期は夏の7~8月との事です。一般的には梅雨前の5月が多いなんて言われますが、紫外線には種類がありその種類によって異なります。
さらに時間帯としては太陽が最も高くなる正午あたりが一番量が多いようです。
季節としては5月くらいから日傘をさすなど対策をしていた方が無難ですね。
首のニキビを予防しましょう
それでは次に解消方法を一つずつチェック見てみましょう。
保湿する
あご周りのフェイルラインや首は他の部分に比べて皮脂の分泌が少なく乾燥しやすいため、ニキビを引き起こす原因であると書きました。
乾燥が原因であるため保湿をしてあげればOKです。
方法としては市販されている保湿化粧品で問題ありません。
美容家のIKKOさんが使用されているソンバーユも保湿には効果大で口コミも良いのでオススメです。
ただ油分の多いものは使用する量には注意しましょう。
首は清潔にしましょう
これは言うまでもなく基本中の基本ですね。
当然首が汚れていたら毛穴に皮脂や汚れが詰まってしまいますので、アクネ菌が増殖してニキビを発症してしまいます。
汗をかいたらこまめに拭き取る、お風呂に入った際はきれいに洗い、また洗い残しがないようにしっかりすすぎましょう。
ケアしにくい首の後ろやうなじ部分は特にしっかりすすぎます。
また着る洋服もこまめに洗濯しましょう。
これは自分にも該当しているのですが、襟のある洋服やパジャマは意外に汚れています。
仕事で着るYシャツを洗わない事はないと思いますが、普段着のシャツや首に触れるパジャマなどは出来れば毎日洗濯しましょう。
私はパジャマを2つ買い交互に着るようにしています。
また綿100%などお肌に優しい生地の物を着るのも対策になると思います。
刺激を減らす
首にニキビが出来ると人に見られたくないので隠しがちになってしまいます。
あなたも洋服や髪の毛で隠していませんか?
髪は当たらないように束ね、ネックレスやストールなど刺激になる様なものはなるべく身に付けないようにする事がニキビ解消の近道です。
また男性であればひげ剃りも控えた方が良いですが、仕事の関係上まったく剃らないと言うのは難しいと思いますので、シェービングジェルを使用してお肌への負担を少しでも軽減してあげましょう。
あと首にタオルを巻いたり隠して、紫外線対策もお忘れなく!
体の内部から健康になる
ニキビ対策と言えば薬を塗る、皮脂汚れをきちんと落とす為の洗顔など、どうしても外からばかり対策しがちですが、体の内側から健康になるように意識しましょう。
ストレスから来るホルモンバランスの乱れをなくす事や普段の食生活、睡眠時間などは非常に重要です。
自分が普段不規則な生活をしていないか見直してみましょう。
生活改善は時間がかかりますし、なかなか取り組みにくい事ではありますが、これが改善できればニキビが治る、出来にくくなる事は間違いありません。
でも今すぐ治したい、なかなか生活習慣を改善してもなかなか良くならない、スキンケアを見直したい方は、あごや首回りのニキビに効果のあるニキビケア製品をお勧めします。
詳しい説明と私が実際に使ってみた感想も書いていますので参考にして下さい!
まとめ
このように首だけでなく他の場所に出来るニキビと原因が同じものもありますし、乾燥しやすいなど首特有の原因もあります。
予防策、治し方をまとめると、
- 保湿をしっかりする
- 首回りは清潔に
- 刺激を減らす
- ストレス解消
- バランスの良い食事
- 体を冷やさない
等が挙げられます。
普段のスキンケアと生活改善で一日も早く治るように一緒に頑張りましょう!
またかゆみがある、症状が酷いとおもったら早めに皮膚科に相談しましょう。