お風呂でシャンプーをしていたら頭皮にニキビが出来ている事に気づきました(゚д゚lll)
指で触ってみるとボコッと地肌が腫れているんですね。少し触れただけでも痛みがあり、誤って潰してしまいました。
またクシを通している時に潰してしまい痛かった事もあります。
あなたも私と同じ様な経験ありませんか?
肌荒れや湿疹などのブツブツやニキビって顔やおでこ、背中などいろいろなところにできますが、頭皮にできる方も多くいます。
場所としては頭頂部や後頭部など人それぞれです。
私の場合、頭のてっぺんと、真後ろ(耳の後ろやうなじの生え際辺り)によく出来ます。
でも頭のニキビは顔と違って人から見えて目立つところではないので、そこまで気にした事はないんですよね。
短髪や坊主の人は目立つかもしれませんが、髪の毛をかき分けてまで見る人はませんから、ついケアも怠りがちになってしまいます。
しかし頭は皮脂を多く分泌しやすい場所でもある為、清潔にしておかないとニキビだけでなくハゲや薄毛、抜け毛などの原因にもなります。
そこで今回は頭皮のニキビの原因と実際に私が治ったシャンプー方法、その他の予防方法を紹介しますので、ぜひチェックしてみて下さいね。
頭のニキビの原因
まず頭皮と言っても顔の皮膚と繋がっている為、基本的な原因は他の場所に出来るニキビと同じです。
違う点は、
- 他の場所に比べて髪の毛の量が多いので、毛穴が密集している
- 自分では見にくい場所なのでケアもしにくい
- 一番皮脂の分泌が多いのでニキビ発症のリスクが高い
という所でしょうか。
ではその頭皮ニキビの原因となるものを一つずつ見ていきましょう。
汚れや皮脂の洗い残しがある
これは顔や体でも同じ事が言えますね。
汚れが毛穴に残ったままだと当然アクネ菌が繁殖しニキビの原因になります。
頭皮がベタベタ脂っぽかったり、自分の頭が臭いと臭った事ありませんか?
そういった方は要注意です!
先ほども書きましたが、
- 頭
- 顔
- 胸
- 背中
の順で皮脂の量が多いと言われています。
実は頭皮が一番って意外じゃないですか?
ということは皮脂汚れに対して最も気を付けなければいけない場所であると言うことです。
頭皮は皮脂だけでなく空気にも触れている場所なので、いろいろな汚れも付着しています。
またワックスやムーズなどのスタイリング剤を毎日付ける方、仕事で一日中ヘルメットや帽子を被っている方は要注意です。
特に夏は頭が蒸れて汗の量も増えます。
病気や怪我などの場合は仕方ありませんが、何日も洗髪しないのはNGですよ。
よくシャンプーのCMでも毛根に汚れが詰まったイメージの映像が流れますよね!
まさしくあの状態になっているのです。
シャンプーが洗い流せていない
これは汚れではなくシャンプーやコンディショナーの泡が頭皮に残っていて、きちんとすすげていないケースです。
これはこちらの記事でも書きましたが、
洗い残しの泡や汚れが残っているとそれが毛穴の詰まり、刺激になり炎症を起こしてニキビの原因になるというものです。
頭皮をしっかり洗って汚れを落とすだけで終わりではありません、シャンプーやリンス、コンディショナーの泡も残らないようにしっかりすすぎましょう。
私の場合はうなじの生え際あたりによく出来ていたので、後ろが十分に洗い流せていなかったんですね。
シャンプーやリンスが肌に合っていない
シャンプーの種類によって含まれている成分は異なり、添加物の含まれている物も当然あります。
匂いが強すぎたり、やたら泡立ちの良い物もありますよね。
しかし中にはそれが合わずにかゆみや湿疹など出来たり、肌が赤くなったりする方もいます。
頭皮にニキビが出来やすいなら無添加の物に変えてみるとか、今使っている物が自分に合っているか見直してみましょう。
ニキビがかゆい場合の様々な原因と解消方法を紹介しています!
頭皮へのダメージが大きい
頭皮は非常にデリケートです。
- 頭をかきすぎていませんか?
- 洗う際も爪でゴシゴシこすっていませんか?
- クシを通す時も激しく力を入れすぎていませんか?
- ドライヤーを至近距離で当てすぎて頭皮が熱かったことないですか?
このような事は頭皮を傷つける原因になるので注意した方が良いでしょう。
洗髪のしすぎ
頭が汚れたからといってやってはいけないのが、一日何度も行う洗髪です。
これは洗顔でも言えますが、汚れを落とそうと思って、1日に何回も洗髪しすぎると、かえって頭皮が乾燥して皮脂が過剰に分泌され逆効果になる場合もあるので注意が必要です。
普段通りお風呂に入ってその時にきちんと洗い流せば問題ありません。
何回も洗いすぎるのはNGです!
髪を乾かさず濡れたまま寝ている
お風呂から上がって髪の毛が濡れたまま寝ていませんか?
髪や頭皮が濡れたままだと当然雑菌が繁殖します。
するとフケやかゆみの原因になり、かゆくて頭をかきむしると頭皮がダメージを受ける原因になります。
頭皮が乾燥している
お肌の乾燥はニキビの原因になります。
当然頭皮にも同じことが言えます。
加齢で年を重ねてくると、空気が乾燥しやすい冬やエアコンの効いた室内、あとドライヤーのかけすぎによっても潤いが失われる事があります。
こちらの記事でも詳しく紹介していますので参考にして下さい。
枕の汚れ
寝る時の枕カバーも清潔にしておくと尚良いでしょう。
濡れた髪の毛やヨダレなど枕も見えない雑菌でいっぱいです。
自分では気づきにくいですが、家族からは枕が臭いと言われていたので、そうなる前にこまめに洗濯するようにしていますσ^_^;
頬など枕が触れている場所にニキビが出来る場合は、不衛生が影響している可能性もあります!
紫外線によるダメ―ジ
頭皮は太陽からの紫外線を受けやすい場所です。
ダメージを受けると必要な水分を保持できなくなり乾燥したり、バリア機能が失われて炎症や肌荒れを起こして、ニキビの原因にもなりますし、悪化することにもなります。
髪の毛を分けて地肌が見えている場合、直接紫外線を受けますので、髪の分け目も注意しましょう。
食生活、生活習慣の乱れ
頭皮は体の中でも最も皮脂の分泌が多いと書きました。
それに加えて偏った食事や睡眠不足、ストレスなどが加わるとさらに拍車をかけてしまいます。
- 甘いもの、油っこいものばかりの食生活にはなっていませんか?
- 野菜や果物もバランスよく食べていますか?
- きちんと睡眠はとれていますか?寝不足は皮脂の分泌を招き、お肌にも悪影響です。
- ストレス溜めすぎていませんか?
ニキビを誘発する生活習慣を見直してみましょう。
頭皮のニキビを予防する方法
やはり主な対策としては、頭皮を清潔に保つことが重要です。
私の場合、頭の洗い方と使っていたシャンプーを見直すことで改善されました!
そのために正しい頭の洗い方と洗った後のケア方法を紹介します。
私がやってる髪の洗い方
まず洗髪する回数は一日一回で十分です。
何度も洗うのはやめましょう。
あと現在使用しているシャンプーが自分に合っているか、かゆみなどはないか見直してみましょう。
1. まずはシャワーだけで汚れを洗い流す
いきなりシャンプーは使わず、ぬるめのお湯だけで頭を洗います。
これだけでも多くの汚れは落ちます。
また頭皮にお湯をかけることで毛穴を開かせ汚れを落としやすくする効果もあります。
2. やさしく揉み洗いする
シャンプーを地肌ではなく手に取り軽く泡だててから髪につけます。
指で洗う際は爪を立てたりゴシゴシ激しすぎるのはダメです。
指の腹を使ってやさしく頭皮を揉むように洗います。
通常この後すすぎになりますが、私の場合は刺激の少なく無添加のアジュバンReというャンプーを使っており、洗い終わったらすぐに流さず5分程置いてからすすぎます。
この洗い方はいつも通っているヘッドスパなどでお世話になっている美容師さんに教えてもらってずっと行なっていますが、頭皮のニキビも治って、髪の毛もきれいで元気が出ていると実感しています。
洗い方が悪かったのか、今まで使っていたシャンプーが合わなかったのか、今は頭のニキビや吹き出物も全然できていません。
頭だけでなくそのまま体を洗っても大丈夫なおすすめシャンプーです。
※すぐに流さずに放置する私のやり方は使用するシャンプーによっても刺激が変わってくるので、中には合わない方がいるかもしれません。
3. 洗い残しがないようにしっかりすすぐ
最後はすすぎです。
しっかり皮脂汚れを落としても洗い残しがあったら意味ありません。
髪の表面だけでなくしっかり頭皮の汚れを落とすようにしましょう。
流す場合は、シャワーを固定して両手でゴシゴシ洗い流すよりも、シャワーを片手で持って至近距離から当てた方が良いと実感しています。
また手を丸くして頭皮にお湯をためるイメージですすぐと良いと思います!
よくニキビが出来る場所が同じであれば、そこを重点的にしっかりすすぎましょう。
4. 乾燥する場合は保湿しましょう
乾燥肌体質の方や頭皮が乾いてしまう方はそれが原因でニキビが出来ている可能性もあります。
自覚がある方はお風呂上がりに頭皮を保湿してあげましょう。
私はどちらかと言うと脂性体質ですがしっかり保湿しています。
正しい髪の乾かし方
洗い終わったら次は髪の毛の乾かし方です。
濡れたままにせずしっかり乾かしてから寝ましょう。
1. 乾かす前にタオルでしっかり拭く
まず、ドライヤーを使う前にタオルでしっかり髪の毛の水分を拭きとりましょう。
ドライヤーの熱で髪や頭皮を痛める可能性があるので、なるべく風を当てる時間を減らします。
2. ドライヤーは髪から15センチ程離して根元から乾かす
タイトルの通りなのですが、髪や頭皮からドライヤーを15センチ程離してから使用します。
腕が疲れてきますが、あまり近づけ過ぎると頭皮が火傷して真っ赤になりますので、頑張って耐えます(笑
あとは髪の根元から素早く乾かします。
洗髪と乾かしは毎日行うことなので、積み重ねが大切です。
正しく行っていればきっと頭皮のニキビも改善されてくるはずです。
枕や寝具は清潔に
毎日頭皮を清潔に保つことが大切ですが、そもそも汚れが付きにくい環境にすることも大切ですよね。
枕カバーを洗濯するかレイコップなど掃除機できれいにして、天気のいい日には外干しをしましょう。
布団は干しても意外に枕は洗わずにそのまま何日も使用している人も多いはずです。
子供や彼氏彼女に枕臭い何て言われたらショックですからね!
外出時は帽子をかぶる
紫外線対策で外出する際は帽子をかぶったり、日傘をさしましょう。
帽子をかぶる場合は汗をかきますので、お風呂でのケアをしっかり行います。
もちろん汗をかいた後の帽子の洗濯もお忘れなく!
生活習慣を見直す
これは頭皮にできるニキビに限らず、偏った食事やストレス、睡眠不足は皮脂の分泌を促進したり、お肌のターンオーバーを乱す原因になります。
夜更かしせず、バランスの良い食事を心がけましょう。
私はイライラしたら趣味の音楽で発散しています!カラオケでもなんでも良いので自分がリラックス出来たり没頭できる物を見つけましょう!
出来てしまったら触らない・潰さない
これは予防ではありませんが、ニキビが出来てしまった場合は、
『触らず!潰さず』
が大切です!
どうしても触りたくなりますが、手についている菌がニキビに付着するのは良くありませんので、グッと我慢します。
また治るまでは整髪料やワックスなどの使用を控え、使用した場合はくれぐれもつけたまま寝たりしないようにしましょう!
触り過ぎると悪化したりニキビ跡が残ることもありますので注意が必要です。
頭を洗う際も潰さないように優しく慎重に!
もしかすると脂漏性皮膚炎の可能性もある
頭皮にできるブツブツが必ずしもニキビとは限りません。
かゆいとかフケが多くでる、かさぶたがある場合は、脂漏性皮膚炎や脂漏性湿疹など別の病気の可能性もあります。
症状も似ていますし、頭皮が髪に隠れてなかなか自分では判断しにくいと思います。
この脂漏性皮膚炎の原因はマラセチアというカビだと言われています。
その場合は対処方法は異なるため注意が必要です。
なかなか治らない場合は早めに皮膚科に行き医師に相談しましょう。塗り薬等を貰えると思います。
まとめ
頭皮のニキビは主に頭皮を清潔にすることが予防と解消につながります。
そのため頭の洗い方と乾かしをしっかり行うことが基本です。
あとは他の場所にできるニキビと同じような対策を行なう事でOKです。
- ストレスによるホルモンバランスの乱れをなくす
- 偏った食生活を見直す
- 十分な睡眠を取る
- 使っているシャンプーを見直す
- 頭をきれいに洗い、しっかりすすぐ
- 頭皮をやさしく扱う
- 枕も定期的に洗う
- 触らない・潰さない
毎日の正しいケアを続けていればきっと改善されてくると思います!
それでもなかなか治らない場合は他の病気の可能性もあるので医師に相談してみましょう。