ニキビ

押すだけでニキビに効く7つのツボ!

整体師の画像
ツボ押しのイラスト

ニキビなのにツボ押しが効果あるの?
肩こりの間違いじゃない?
と思われた方、間違いじゃありません!

体調を整えるために足の裏や背中などのツボ押しを整体やマッサージ屋さんで施術してもらいますよね。

ツボは経穴 (けいけつ)と呼ばれ中国に古くから伝わる治療法の一つで、刺激することで様々な効果が得られ、病気の治療でも行われています。

そこで今回は押すことによってニキビに効くツボを紹介したいと思います。

ツボは頭から足の先まで体全体にありますが、ニキビに効果のあるものを場所ごとに説明します。

自宅で簡単に出来るのでぜひ試してみて下さい!

ニキビを解消するツボ

まずニキビの原因となるものには、お肌のターンオーバーの乱れや食生活、内臓の不調など様々な要因があります。

ツボを押すことでそれらの要因を解消することができ、結果的にニキビを発症しにくい肌や体質にする効果があるんですね。

それでは耳、手、腕、お腹、足にあるツボの場所と押し方、その効能を紹介します。

自分で押しにくい時などは指圧でなくお灸をしていただいてもOKですよ。

耳にある内分泌(ないぶんぴつ)

耳のツボ内分泌

耳ツボ専門のマッサージ屋さんがあるくらい、体には良い効果がたくさんあります。

この内分泌の場所は、耳の穴の下にあります。
※耳たぶの上(外側)ではなく、くぼみの奥にありますので間違わないように。

ツボの押し方は、綿棒や人差し指で1、2分ほど刺激し、それを2、3回繰り返します。

内分泌は刺激することで、新陳代謝を高めたり、ホルモンバランスの乱れをなくす効果があります。

ホルモンバランスの乱れは過剰な皮脂の分泌の原因になるため、ニキビを発症しやすくなります。

それがツボを押すことで余計な皮脂が減り、ニキビを治すことにつながるんですね。

肘にある曲池(きょくち)

曲池の画像

肘を曲げると腕の外側の関節のところにしわができますが、そのしわの終わりにある所がツボの場所です。

ツボの押し方は、この曲池を少し痛いくらいの力で3秒間押して3秒間離し刺激して下さい。これを5セット繰り返します。

肘を持つような感じで、親指で押すとやり易いですよ!

曲池は押すことによって肌の調子を整えたり、炎症を抑える効果、新陳代謝を促したり血行を良くする効果があります。

新陳代謝つまりお肌のターンオーバーが乱れると乾燥肌を招いたり、古い角質が残ったままになり毛穴が詰まりやすくなります。

それがツボを押すことで正常化され、ニキビや吹き出物に効くだけでなく、肩こりや肘の痛みや疲れにも良いんですね。

手にある合谷(ごうこく)

合谷の画像

この合谷は手にあるツボで親指と人差し指の骨の間にあります。

この合谷を強く押すと痛みを感じると思うので、そこを3秒間押して3秒間離す動作を5セット行いマッサージしてください。

このツボは手の陽明大腸経と呼ばれ、大腸や歯のまわりを囲んでいる経路に属しているため大腸の調子を整えたり、歯痛や頭痛、またストレス緩和にも効果があります。

腸の調子が悪くなるとニキビや美肌に必要なビタミンやミネラルなどの栄養分が吸収されにくくなると共に、便秘になり、老廃物が排出されずに肌に悪影響が出てきます。

つまり大腸の調子が良くなれば便秘も解消されて、結果ニキビや吹き出物も自然に治ってくるという事ですね。

またストレスは大人ニキビの原因の一つです。

うっぷんが溜まり自律神経が乱れると、ホルモンバランスが崩れて皮脂の分泌も多くなってしまいます。

皮脂が多くなると当然毛穴の詰まりの原因になるため、合谷を押してリラックスして下さい。

お腹にある中脘 (ちゅうかん)

中かんと言うツボのイラスト

この中脘 (中かん)はみぞおちとおへその中間くらい、胃の真ん中にあるツボです。

ツボの押し方は、他と同じように3秒間押して3秒間離す、これを5回程繰り返します。
押す際は力を入れすぎずやや弱めに押して下さい。

また中かんは温める事でも効果があるので、温湿布やお灸、ドライヤー等を当てて温めてあげるのも良いでしょう。

中かんは内蔵の調子を良くすると言われており、食欲不振や消化に効果があります。

内蔵の調子が悪いとあごや鼻の下、口周りにニキビが出来やすくなります。

そのため中かんのツボをマッサージすることで、あごや口周りににきびが出来にくくなる事になります。

内臓不調がニキビの原因になっている記事

お腹にある天枢(てんすう)

天枢と言うツボのイラスト

天枢(てんすう)は、おへそから外側に人差し指・中指・薬指の指3本くらいの位置にあるツボで、左右にそれぞれあります。

押し方は中指や薬指の腹を使って力を入れすぎずゆっくり5回程押していきます。

このツボも先ほどと同じように内臓の消化器系の働きを良くする効果があるため、ニキビ防止につながります。

天枢(てんすう)もマッサージすることと、温めることが良いと言われています。

また消化器系に良いので便秘解消にも効果があります。

おへその下にある関元(かんげん)

関元と言うツボのイラスト

このツボの場所は、おへそから下に親指以外の指4本分くらいのところにあるツボです。

マッサージする際は強く押しすぎず、弱くやさしく押してください。指でやさしく押さえて、緩める動作を1~2分程続けます。

またこちらも温めると良いのでお灸や温湿布もおすすめです。

関元は胃腸や生理痛、高血圧やむくみなどにも効果があります。

脚にある足三里(あしさんり)

足三里の画像

足三里(あしさんり)は向こうずねの外側でひざ下指4本分のあたりにあるツボです。ひざの右下辺りのくぼんだところですね。

場所が分かりづらいので写真を参照して下さい。

マッサージの方法は、両足の足三里を親指で少し強めに押し揉みます。

イスに座ってもできるのでデスクワークの合間にでも、ツボ押ししてみて下さい。

足三里は胃腸の働きを良くする効果があるので便秘解消にも役に立ち、ニキビにも良いと言われています。
他にも疲労回復にも効果があるツボです。

ご紹介したツボは新陳代謝を高めたり、内臓の機能を高めるものが多かったと思います。

体の内側から健康になることで、結果的にニキビ予防につながりますので、仕事の合間や自宅でリラックスして押してみて下さいね。

簡単にニキビ予防できるツボ押しは、しなきゃ損

ツボ押しはいつでもどこでも時間がある時に自分で手軽に行なえます。イライラしている時や不規則な生活になっている時、仕事の休憩中や自宅に帰ってからなど、習慣的に行なうと良いでしょう。

それが引いてはニキビを治す事と予防につながります。

またツボを押す事によってストレスが軽減されたり胃腸の調子や血行が良くなったりするなど様々な効果が得られます。

胃腸の調子やストレス軽減などはニキビだけでなく、便秘やむくみ、冷え性にも効果があるため、それらの症状で悩んで知る方はぜひ試してみましょう!