肩こり

エアコンの冷えからくる肩こりに5つの対策!

エアコンのイラスト

夏の暑い時期になると肩がこるという方はいませんか?季節と関係あるの?って思うかもしれませんが、実は体の冷えが関係しているんです。

夏は暑いのに体が冷えるってどういうことかというと、エアコンの冷房なんです。

室内の温度と外気の温度差が大きいと体調不良を起こす原因になるのですが、これを冷房病やクーラー病と言います。

その体調不良に一つに肩こりがあるんですね。

そこで今回はクーラー病と肩こりの関係について紹介したいと思います。夏の時期に食欲がないとか頭痛や肩こりがひどいという方はチェックしてみて下さい。

冷房と肩こりの関係

まずクーラー病(冷房病)はエアコンの効いた室内と室外の温度差が5℃以上あると、体に負担がかかり体調不良を引き起こすと言われています。

夏から秋にかけて急に朝晩冷えることがありますよね。少しずつの温度変化なら体が対応しますが、急に朝寒かったりすると風邪をひいたり体調を崩したりすることがあると思います。

それと同じで急激な気温の変化を室内と室外で繰り返していたら当然体も辛いと悲鳴をあげますよね。

地球温暖化のせいか昔に比べて年々気温も上がってきており、熱中症にかかる方も多いため暑い日にはクーラーは欠かせません。

オフィスは当然、電車の中やカフェ、お店などどこに行っても夏はエアコンが効いています。

昨今はエコや節電をされているお店やオフィス、企業も多いので、極端にエアコンの温度を18℃とかに下げることはないと思いますが、温度を28℃に設定していたとしても外気温が33℃以上だったら温度差5℃以上になりますから、8月の真夏日や猛暑日が続く日はなかなか5℃以内に抑えるのは難しいのが現状です。

扇風機で我慢したりグリーンカーテンを利用したりいろいろ対策出来ることはあると思いますが、真夏にエアコンなしは正直きついですよね。

冷えによる血行不良と自律神経の乱れが肩こりの原因

寒気のイラスト

肩こりの話に戻りますが、クーラーの効いた寒すぎる部屋で体が冷えると当然血行も悪くなり肩こりを引き起こす原因になります。

肩がこる原因に関しては様々なものがありますが、血行不良が原因の場合は患部を温めて血液の流れを良くしてあげなければなりません。

逆にクーラーで冷やすと悪くなるのは当然ですよね。

寒い時に血管が収縮し血行が悪くなりますが、その血管の伸縮をコントロールしているのが自律神経で、急激な温度変化は体に負担をかけ、自律神経の乱れを引き起こします。

そうすると体温調整が出来なくなったり、うまく血管の伸縮がコントロールできなくなり、血液の流れが悪くなって肩こりの原因になるのです。

それ以外の症状としては、

  • 頭痛
  • 体がだるい
  • 腰痛
  • 食欲がない
  • 下痢
  • イライラする
  • やる気が出ない

などの症状も出ることがあります。

急激な温度差を体が感じ続けると、神経のバランスが崩れてしまい自律神経失調症と同じような上記の症状が出るんですね。

あと男性より女性の方がクーラー病になりやすいと言われますが、それは一体なぜなのでしょうか?

それは女性は男性に比べると皮下脂肪が多いことが関係しています。

皮下脂肪は熱を通しにくく、一旦冷えると温まりにくい性質があります。そのため男性より冷房に対しては弱いんですね。

また月経などで貧血気味になると血液の流れが悪くなり、体が冷えやすくなることも関係していると思われます。

エアコンで体を冷やさないための予防と対策

エアコンのイラスト

室内と外気の温度差が原因ですから、そこを解消すれば良いわけです。とは言ってもオフィスやお店ではエアコンの温度を自分で調整する権限が無い場合が多いと思いますので、自分自身で行える対策も以下で紹介します。

エアコンに頼りすぎない工夫をする

設定温度を28℃にして冷やしすぎないようにし、体への負担を減らしましょう。エアコンの温度を下げ過ぎたり、風量を強にせず、室内の温度を下げるためにグリーンカーテンを作ったり、窓に遮光シートを貼る、扇風機やサーキュレーターを使ってうまく室温を調整する事もできます。

エアコンに頼らず冷却シートや首に巻くタイプの物などを使ってうまく工夫をすると良いと思います。

あと夜寝る時はゴザを布団の上に敷いて寝ると通気性も良く涼しく眠れるのでお勧めですよ!

また彼氏、彼女や同居しているパートナーが暑がりの場合、キンキンに温度下げることがありますよね!
車でガンガンに冷房かける人もいます。

そんな時は相手は寒いかもしれませんので、気を使ってあげることも大切かもしれませんね。

昔エアコンが無い時代は外に打ち水をしたり、いろいろな工夫をして暑さをしのいでいたと思いますので、何か対策出来ると思います。

でも暑いのを我慢しすぎずて熱中症になっては元も子もないので、こまめな水分補給にも気を付けましょう。 

体を冷やさないように上着などを羽織る

自分の家なら温度調整はできますが、お店や会社など当然勝手に温度調整できない状況もあると思います。

ずっと室内にいる人にとってはちょうど良い温度でも、外から帰ってきた人にとっては暑くて、温度を下げる人いますよね。

それが先輩や上司だったらやめてとは言えません。みなさんもこんな経験ありませんか?

そのような状況でデスクワークや事務仕事を長時間していると当然体は冷えますよね。

夏はどうしても薄着ですから、自分でカーディガンやひざ掛けなど一枚羽織るものを用意しておくと良いでしょう。

会社では座っている席によって風が届かず暑い思いをしている人と、冷風が直接肌に当たって寒い思いをしている人がいるかもしれません。

私は実際このケースになっていましたが、業務用のエアコンにシーリングファンを取り付けてもらう事で直接風が当たらなくなり、さらにはまんべんなく部屋中の空気が循環されてむらなく調整できてます。

以前は夏なのに鼻水が出たり風邪を引くこともありました。
直接冷風が肌に当たり続けるとブルブル震えるぐらい寒いんですよね。

シーリングファンに関しては取付けにもお金がかかるので難しい場合は、風が直接肌に当たらないように風向きを変えたり、安価な物や自作で風除けを付けるのも効果的です。

冷たいものを食べすぎず温かい物で胃腸を温める

夏の時期はどうしてもアイスやビールなど冷たい物をとりがちですよね。でも冷たい物の食べ過ぎは当然体を冷やしてしまいます。

熱いものを食べる必要はありませんが、冷たいものを食べ過ぎない程度においしくいただきたいですね。

だって
暑い日のキンキンに冷えたビールは止められません(笑

また夏に飲む麦茶ですが麦茶は体を冷やすカリウムという成分がお茶やコーヒーに比べて少ないためクーラー病の予防にはお勧めです。

また胃腸の働きを良くしたり冷え性にも効果のある、しょうがを食事のレシピに加えるのもお勧めです。

普段から運動をする

ずっとエアコンの効いた部屋にいる事が多い場合はたまに部屋から出て、肩を回したり、軽いストレッチや運動をすると良いと思います。

血行不良でカチカチになった筋肉をほぐすのは効果的です。

また普段から運動をしていると心肺機能が高まり、筋肉量も増えるのでクーラー病にも強くなります。

ウォーキングや水泳など有酸素運動を行うと効果的です。

お風呂でリラックス&体温調整

夏は湯船につからずシャワーだけで済ませる方も多いと思います。しかしクーラー病は自律神経の乱れが原因でもあるので、ゆっくりと湯船につかり、リラックスすると効果的です。

リラックスする時間はストレス解消にもなりますし、自律神経の働きを正常にしてくれます。

また肩や首を温めることで血行促進にもなりますし、温かいお風呂に入り汗をかく事で体温調整機能を回復させてくれる効果もあります。

でも偏頭痛が原因で肩こりを感じている人には痛む所を冷やした方が良いので、そこには注意が必要です。

マットレスを変えてみる

夜寝る時の姿勢も実は肩こりに関係しています。体圧分散に優れ、腰や肩への負担が少ない布団やマットレスを使用すればだいぶ肩こりも軽減されるでしょう。

毎日必ず使うものなので今寝ている布団やマットレスが寝にくくないか見直してみましょう。私のおすすめは満足度94.2%の「モットン」です。高い満足度のマットレスをぜひ検討してみてください。

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まとめ

夏の熱い時期に肩こりを発症する方はエアコンの冷えが原因になっているかもしれません。

また肩こり以外で頭痛や下痢など体調不良がある方はクーラー病にかかっているかもしれませんので、一度エアコンの温度を見直してみましょう。

エアコンの冷えによって血行不良や自律神経が乱れると肩こりの原因になります。

そのため、

  • エアコンの設定温度は28℃にする
  • エアコンを使わなくても良い工夫をする
  • 体を冷やさないために冷たい風を直接受けない、上着を羽織る
  • 夏でもゆっくりお風呂に浸かりリラックスする
  • 普段から運動をする
  • 冷たい飲み物、食べ物を摂取しすぎない

等の対策を行い予防しましょう。

自分でできる対策をしっかり行って暑い夏を乗り切りましょう。